2008年1月下旬
「子を持って知る親の恩」ということわざがあります。子どもが病気になってあわてて自動車で病院に運んだ時、自分が子供の頃、けがをした私を背負って病院に走った父親のぬくもりを思い起こします。親は子供が健やかで正しく生きるように願います。しかし、子供は親の思うように育ってはくれません。アウグステイヌスの母モニカは、息子の信仰のために祈り続けていましたが、息子は神への信仰から遠く離れ去っていました。悲しみの涙の中で祈り訴えるモニカに、司祭は「祈られている子は決して滅びない」と告げました。モニカの涙の祈りは歳月を経て、感謝の祈りに変えられました。愚かにみえた息子は回心し、謙遜な聖書の教師になり、モニカは祈りの中で不思議な逆転をみることができました。
「ソロモンの箴言 知恵のある子は父を喜ばせ、愚かな子は母の悲しみである。」
(旧約聖書箴言10章1節)
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